EC-CUBE

 EC-CUBE公式ページキャプチャ画像 引用元HP:EC-CUBE
https://www.ec-cube.net/

オープンソース型のEC構築システム「EC-CUBE」について情報をまとめているページです。どんな特徴があるのか、どんな会社が開発しているのかなどを調べてまとめているので、CMSの導入を検討している方はチェックしてください。

EC-CUBEとは

オープンソース型EC構築システムです。ショップ構築に必要な基本機能が充実しているため、スピーディーにショップをオープンすることができます。拡張プラグインが多彩で理想のショップを実現しやすいのも魅力です。

導入実績 公式HPに記載なし
無料トライアル ―(利用自体が無料)(クラウド版は無料体験あり)
配布形態 ダウンロード(ダウンロード版)

EC-CUBEの特徴・機能

迅速にショップを開ける基本機能を完備

オープンソース型EC構築システム「EC-CUBE」。無料でありながら、スピーディーにネットショップをオープンできる基本機能が備わっています。800を超えるプラグインから機能をプラスことも可能。知識があればさらなるカスタマイズも行えます。

クラウドタイプとダウンロードタイプを選べる!

EC-CUBEは、すぐに始められてメンテナンスも要らないクラウドタイプ(ec-cube.co)と、サーバに無料インストールして使うダウンロードタイプがあります。クラウドタイプとダウンロードタイプのそれぞれの移行も可能

幅広いECパートナーネットワークが強み

国内大手のECサービス事業者や、EC構築が得意な制作会社など、数多くのEC業界の専門家たちに利用されているEC-CUBE。こうしたパートナーたちとともに、新たな課題や複雑なニーズにも対応しながら進化を続けています。

機能を拡張するプラグインがとても充実!

拡張プラグインは実に多彩で、「売上集計プラグイン」「商品レビュー管理プラグイン」「クーポンプラグイン」「おすすめ商品管理プラグイン」「関連商品プラグイン」「メルマガ管理プラグイン」「メーカー管理プラグイン」などが一例として挙げられます。

EC-CUBEのSEO対策について

EC-CUBEにおけるSEO対策に関する機能としては、それぞれのページに対して「ディスクリプション」や「キーワード」などのメタ情報の設定が行うことができる、という点が挙げられます。

上記のようなディスクリプションやキーワードといった情報を適した内容で設定することによって、正しい内容を検索エンジに伝えることにつながるため、SEO効果を高められるといえるでしょう。

EC-CUBEのセキュリティについて

セキュアなアプリケーションを目指し、セキュリティ専門企業「EGセキュアソリューションズ株式会社」とアドバイザリー契約を行い、年2回の定期的な脆弱性診断を実施しています。

さらにEC-CUBE4.2では、ログイン試行回数制限機能やファイルアップロード可能な機能を制限するオプション、パスワードの要件をPCI DSS ver.4.0に準拠するなど、セキュリティを強化するさまざまな機能を追加しています。今後も、サイバー攻撃に備え機能追加が行われる予定です。

セキュリティ性の高い
CMS比較はこちら

自社に合うCMSの
診断はこちら

EC-CUBEの導入企業

博文栄光堂オンラインショップ、胡蝶蘭バンク、STYLE STORE、しろもうふのおみせ、Kilim Style、BMハンガー、呉竹 BtoBオンライン注文サイト、DOSHU 同舟など

※上記はサイト(ショップ)名

EC-CUBEの導入事例

松きのこオンラインストアでの導入事例

 EC-CUBE公式ページキャプチャ画像 引用元HP:EC-CUBE
https://www.ec-cube.net/product/cases/detail.php?id=4513

広島県世羅町で20数年の年月をかけて開発された「松きのこ」を使った商品の販売サイトです。ECサイトのデザイン、ライティングからサイト開発までを担当させていただきました。

【主な機能カスタマイズ内容】
・商品ページで、タイトル・ディスクリプションを個別設定できるSEO対策機能を組み込みました。
・管理画面内, 商品ページや新着情報の編集テキストエリアをWYSIWYGエディター化して、店舗運営者がHTMLを触らずに、テーブルや画像挿入がカンタンに行えるようにしました。
・新着情報を別ページで表示できるように拡張しました。
・クレジットカードでの決済機能を組み込みました。(後略)

引用元:EC-CUBE(https://www.ec-cube.net/product/cases/detail.php?id=4513

ふるさと物語での導入事例

 EC-CUBE公式ページキャプチャ画像 引用元HP:EC-CUBE
https://www.ec-cube.net/product/cases/detail.php?id=4511

オリジナルデザインでECサイトを構築するにあたり、直感的に使いやすい管理画面であるEC-CUBEを提案させていただき、採用されることとなりました。

運用までを意識した実装にし、EC-CUBEのデフォルトの機能やプラグインを活用し、グロースしても運用が可能なシステムの構築となりました。

引用元:EC-CUBE(https://www.ec-cube.net/product/cases/detail.php?id=4511

EC-CUBEの口コミ・評判

初心者でも手軽に使えます。

国産のショッピングカートなので、日本語化されていない箇所が出てきて、言語ファイルを編集することはありません。サーバ会社側でEC-cubeを簡単にインストールできるようになっている場合が結構あるので、導入だけなら初心者にもハードルが低いと言えるでしょう。(後略)

参照元:itreview( https://www.itreview.jp/products/ec-cube/reviews

テンプレートが増えてきています!

自前でショッピングカートを構築できるため、出品手数料やサイト管理費などは低く抑えることができます。EC-CUBEもバージョンが上がってきたことで、"レスポンシブサイト"や"デザインに凝ったサイト"など、さまざまなテンプレートが増えてきました。(後略)

参照元:itreview( https://www.itreview.jp/products/ec-cube/reviews

EC-CUBEの価格・料金プラン

ダウンロード版 無料

EC-CUBEの動作環境

動作環境 【WEBサーバ】
Apache 2.4.x(mod_rewrite / mod_ssl 必須)

【言語】
PHP7.3~7.4

【データベース】
PostgreSQL 9.6.x 〜 14.x(pg_settingsテーブルへの参照権限必須)
MySQL 5.7.x(InnoDBエンジン必須)
SQLite(開発用途向け) 3.x

まとめ

無料でありながら基本機能が充実していて、すぐにショップをオープンできるのがうれしいポイントです。また拡張プラグインが豊富なので、自分の理想のネットショップを手軽に実現しやすいでしょう。

企業のCMS選びは、自社のサイト規模と用途に合うかどうか、そして自社をサイバー攻撃のリスクから守れるかにも注目しましょう。

こんな人におすすめ

基本的な機能が充実しているとともに、カスタマイズ性が高いことから「こだわりのデザインを反映したページを作成したい」と考えている方におすすめです。商品やブランドのコンセプトに合わせたデザインを作り上げることができます。

また、自社システムや外部ツールとの連携を行うこともできるため、幅広い販売形態に対応することが可能。すぐにネットショップを始めたい人も、こだわりのショップを作り上げたい人も、どちらのニーズにも応えてくれるツールとなっています。

セキュリティが高い
おすすめパッケージ型CMS比較

EC-CUBEの会社概要

社名 株式会社イーシーキューブ
所在地 大阪府大阪市北区梅田2-4-9ブリーゼタワー13F
電話番号 公式HPに記載なし
URL https://www.ec-cube.net/
セキュリティが高いおすすめパッケージ型CMS比較

WAF、脆弱性対応、データ暗号化、操作ログの取得とDL、鍵管理(暗号化の鍵管理を行えるかどうか)、
プログラムソースのバージョン管理対応のパッケージ型CMS(2022年3月調査時点)の中から、目的ごとのオススメCMSをご紹介します。

基幹システムと連携できサイト内検索をデフォルト搭載

HeartCore CMS

引用元:HeartCore Webコンテンツ管理システム設定ガイド[PDF]
https://www.heartcore.co.jp/file.jsp?id=49551&version=ja

こんなサイトにおすすめ

導入コストが安く、
DBから情報を自動更新したい
ECサイト・中規模サイト

  • ECサイト
  • 基幹システム
    連携
  • 顧客・SEO解析したい
  • 数千~数万
    ページ
分類 動的CMS
サイト
規模
数千~数万ページ程度
主な
機能
基幹システムとの連携、サイト内検索機能、マルチドメイン、多言語対応(170ヶ国)、SNS連携、ヘッドレス配信機能
導入先企業 日本航空、三菱UFJモルガン・スタンレー証券など

公式サイトから
操作感がわかるデモを
依頼してみる

HeartCore CMSの詳しい機能や
導入事例を見てみる

Adobe Creative Cloudとのネイティブ連携できる唯一のCMS

Adobe Experience
Manager Sites

引用元:Adobe Experience Manager Sites公式HP
https://business.adobe.com/jp/products/experience-manager/sites/aem-sites.html

こんなサイトにおすすめ

豊富なマーケティング機能を駆使して成果改善したい大規模サイト

  • Adobe製品
    と連携
  • 動画や音声を
    利用
  • 大規模な企業
    サイト
  • 数万ページ以上
分類 動的CMS
サイト
規模
数万ページ以上
主な
機能
コンテンツのパーソナライズ化、Adobe製品と連携、ヘッドレス配信機能、マルチサイト管理、翻訳
導入先企業 mastercard、kaoなど

公式サイトから
導入の相談をしてみる

詳しい機能や
導入事例を見てみる

変更したパスワードを本人だけに通知できる

NOREN

引用元:WDONLINE
https://book.mynavi.jp/wdonline/detail_summary/id=102645

こんなサイトにおすすめ

更新頻度は少なめで、より強度なセキュリティを重視とする中規模サイト

  • イントラサイト
  • 多段階承認
    したい
  • 中規模サイト
  • 数千~数万
    ページ
分類 静的CMS
サイト
規模
数千~数万ページ程度
主な
機能
多段階承認フロー、多言語対応(日・英・中・韓)、タイマー自動公開、デザインテンプレート、共通部品
導入先企業 伊藤忠商事、神戸製鋼所など

公式サイトから
操作感がわかる
デモを依頼してみる

詳しい機能や
導入事例を見てみる

※1 動的CMSとは…閲覧者がアクセスするたびにHTMLを生成しユーザーごとに内容を出し分けたり変化させられるCMS
※2 静的CMSとは…閲覧者がアクセスするHTMLページを事前に準備しておくタイプのCMS

【選定条件】
HeartCore CMS…基幹システムとの連携ができ、サイト内検索がデフォルトで組み込まれているパッケージ型CMS
Adobe Experience Manager Sites…Adobe Creative Cloudとのネイティブ連携できる唯一のCMS
NOREN…パスワード変更の際、本人だけにパスワードを通知する機能があり、静的処理を行っているパッケージ型CMS